登録集団の概要(使用基準等)については、変更申請が出されている場合がありますので、
都度該当集団に確認願います。
更新月日 平成24年8月3日
登録番号 189-01-23
登録年月日 平成16年12月22日 (平成16年度)
生産者集団名 道北なよろ水稲生産組合クリーンもち研究会
代表者名 伊賀敏彦
生産管理責任者 JA道北なよろ販売部 部長
集出荷管理責任者 JA道北なよろ販売部農産課 課長
農産物名 水稲
市町村名 名寄市
連絡先住所 名寄市大通南5丁目1番地
連絡先電話番号 01654-2-4531
構成員数 73名
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PR文 当研究会は、2005年に3JA(風連農業協同組合、名寄農業協同組合、智恵文農業協同組合)が合併したことにより、それまでに設立していた風連町良質米生産組合クリーンもち研究会と名寄市モチ生産組合クリーン研究会が協議をし、統一された栽培基準と品質確保を目標に、「道北なよろ水稲生産組合クリーンもち研究会」を立ち上げました。
名寄盆地に位置するため夏は30℃冬は積雪が多く-30℃という気候ではありますが、四季折々の顔を覗かせる雄大な自然環境がこの地域の稲作に好影響を与え、良質な米を生産することができます。
また、名寄地区においては道内でもいち早くもち米の団地化を進めた地域であり、YES!クリーン栽培についてもこれからの農業が求められている「安全・安心」更には良品質で均一な米の生産をする上で必要と考え、これからも取り組みを続けていく方針です。
北海道を含め全国にはもち米の生産団地が数多くありますが、その中でも全国一のもち米生産団地であり、多くの実需の皆様に使用していただき、今後もその販売シェア、美味しい米づくりとPR活動、YES!クリーンの推進を地域一帯となり強固に取り進めて参ります。
品種名 はくちょうもち
作型 肥料・化学肥料 中間地帯・低地土(乾)
化学合成農薬 もち(移植)
は種期 移植期 収穫期
4月16日 ~ 4月22日 5月19日 ~ 5月27日 9月22日 ~ 10月6日
導入しているクリーン農業技術
土壌管理 ●暗きょ整備による排水対策の実施 ●稲わら適正処理による乾田化対策の実施 ●チゼル耕導入等による耕起方法改善 ●心土破砕や溝切による乾田化対策の実施
施肥管理 ●土壌診断による施肥の適正化
●無機化の早い有機質肥料の利用
防除技術 ●病害虫発生予測法BLASTAMの活用、イネドロオイムシ・カメムシ等の発生モニタリングによる効率的防除 ●ケイ酸資材施用等の耕種的防除により農薬散布回数の削減
その他  
化学合成農薬の使用基準
※特別栽培農産物表示に係るガイドラインに準じた有効成分使用回数の対象農薬
使用資材名 用途 対象病害虫等 使用回数(回)
アドマイヤー箱粒剤、アドマイヤー顆粒水和剤 殺虫 イネドロオイムシ 1
ダントツ粉剤DL、ダントツ水溶剤、ダントツフロアブル、ダントツEX 殺虫 カメムシ 1
ベンレート水和剤 殺菌 いもち病 1
ビームトレボン粉剤5DL、ビームエイトトレボンゾル、カスラブサイドスミ粉3DL,カスラブキラップフロアブル 殺菌・殺虫 カメムシ類、ヒメトビウンカ、いもち病 2
ウリホス粒剤、ウリホスフロアブル、テラガードフロアブル、テラガード1キロ粒剤75、ウエスフロアブル 除草 ノビエ、ホタルイ、アゼナ等 3-4
トレボン粉剤DL、トレボン乳剤、トレボンエアー、タチガレエース液剤、タチガレエース粉剤、ブラシン粉剤、ブラシンゾル、ブラシン水和剤、ブラシンフロアブル 殺虫、殺菌 カメムシ、苗立枯病、いもち病 2-3
合計 11回
慣行レベル 21回 慣行レベルとの比較割合 47%以上減
化学・有機物肥料の使用基準
使用資材名 用途 窒素施用量(kg/10a)
484 基肥 5.2kg/10a
444(塩加燐安1号) 側条 2.8kg/10a
合計 8.0kg/10a
慣行レベル 10.0kg/10a 慣行レベルとの比較割合 20%以上減
たい肥等を含めた総窒素施用量 9.4kg/10a
土壌改良資材その他資材の使用基準
使用資材名 用途 使用量
マイフィッシュほか1材 有機配合肥料 -
80~120kg/10a
熔成隣肥 リン酸施用 20~60kg/10a
ケイ酸カルシウム、ケイカリン8号、テツケイカル(ケイ酸) 耐病性向上 -
カスミン粉剤DL、カスミン液剤(天然由来物質) 殺菌(いもち病) (1回)
その他
 
注) この栽培基準は、化学肥料や化学合成農薬の使用量及び使用回数が最も多い栽培基準を表しています。
    産地により、複数の栽培基準を設定している場合がありますので、詳しくは上記連絡先にご照会願います。

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