登録集団の概要(使用基準等)については、変更申請が出されている場合がありますので、
都度該当集団に確認願います。

砂川キュウリ部会

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砂川キュウリ部会

稲わらたい肥施用による土づくりと有機質肥料で化学肥料を削減し、ほ場観察に基づき生物農薬の活用や手取り除草、紫外線カットフィルム・防霧フィルムによる害虫防除により農薬の使用を削減しました。

登録番号 073-11-12
登録年月日 平成16年2月16日 (平成15年度)
生産者集団名 砂川キュウリ部会
代表者名 伊藤 孝吉
生産管理責任者 JA新すながわ 営農課長 上島 真介
集出荷管理責任者 JA新すながわ 農産課長 前谷 直人
町村名 砂川市
連絡先住所 奈井江町字奈井江150番地 JA新砂川奈井江支所農産課
連絡先電話番号 0125-65-2211
構成員数 30名

生産集団の栽培基準について

農産物名 きゅうり
品種名 ディソール、リスペクト

作型

肥料・化学肥料 化学合成農薬
ハウス ハウス長期どり・夏秋どり
は種期 移植機 収穫期
3月20日 ~ 4月30日 5月1日 ~ 6月15日 6月1日 ~ 10月31日

導入しているクリーン農業技術

土壌管理
 
施肥管理
●土壌診断に基づく適正施肥 
●基肥は、有機複合肥料を主体とした施肥設計をする
防除技術
●害虫
ハウス周囲の除草を徹底し、害虫発生を抑制 
生物農薬(天敵)を活用し、化学農薬の使用を削減 
●病害
発生予察に努め、発生対応型防除を実施 
紫外線カットフィルムおよび防霧フィルムの使用を義務付け全面マルチを実施 
栽植密度を大きくするとともに、ハウス褄窓を設置、通気性を良くする
●除草
除草剤を使用しない
●その他
きゅうりは、栽培期間が長く、その分農薬散布総回数が多くなるが、開花から収穫まで7~10日間位と生育伸長が早く、同一果実への散布回数を1~2回以内にとどめている
その他
 

使用基準

化学合成農薬の使用基準

※特別栽培農産物表示に係るガイドラインに準じた有効成分使用回数の対象農薬
使用資材名 用途 対象病害虫等 使用回数
スタークル粒剤、プリロッソ粒剤、ヨーバルフロアブル 殺虫 アブラムシ類、コナジラミ類 1回
チェス顆粒水和剤、ウララDF 殺虫 アブラムシ類、コナジラミ類 0-2回
ニッソラン水和剤 殺虫 ハダニ類 0-1回
ベネビアOD 殺虫 アブラムシ類、コナジラミ類、ウリノメイガ 0-1回
マイトコーネフロアブル、グレーシア乳剤 殺虫 ハダニ類、コナジラミ類 0-1回
スタークル顆粒水溶剤、トランスフォームフロアブル 殺虫 アザミウマ類、アブラムシ類、コナジラミ類 0-1回
トランスフォームフロアブル 殺虫 アブラムシ類、コナジラミ類 0-1回
ベンレート水和剤20 殺菌 つる枯病、つる割病、苗立枯病 2回
ダコニール1000 殺菌 べと病、褐斑病、黒星病、灰色かび病、うどんこ病 3回
アフェットフロアブル 殺菌 灰色かび病、うどんこ病、菌核病 1回
セイビアーフロアブル20 殺菌 褐斑病、灰色かび 1回
ファンタジスタ顆粒水和剤、ピクシオDF 殺菌 灰色かび病、菌核病 1回
パレード20フロアブル 殺菌 灰色かび病、うどんこ病 1回
ジマンダイゼン水和剤 殺菌 褐斑病、べと病 1回
トップジンMペースト 殺菌 菌核病 0-1回
スミレックス水和剤 殺菌 菌核病、灰色かび病 0-1回
ランマンフロアブル 殺菌 べと病 0-1回
パンチョTF顆粒水和剤、ショウチノスケフロアブル、フォリオゴールド 殺菌 うどんこ病 0-2回
ポリベリン水和剤 殺菌 褐斑病、灰色かび病、うどんこ病 0-1回
フェスティバルC水和剤、ベフドー水和剤 殺菌 べと病 0-1回
プロパティフロアブル、パスミノフロアブル 殺菌 うどんこ病 0-1回
慣行レベル
33
合計
26
慣行レベルとの比較割合
21%
以上減

化学・有機質肥料の使用基準

使用資材名 区分 窒素施用量
S999 有機配合肥料 6.6kg/10a
なたね粕 有機物 -
発酵鶏ふん 有機物 -
NS262 化学肥料 8.4kg/10a
OK-F-1 化学肥料 15.0kg/10a
慣行レベル
42.0 kg/10a
合計
30.0 kg/10a
慣行レベルとの比較割合
28%
以上減
堆肥等を含めた総窒素施用量 39.00kg/10a

堆肥等有機物・カウント対象外農薬・
土壌改良資材として使用される資材

使用資材名 用途
ミネラル宝素、かき殻粉末 土壌改良資材
コロマイト乳剤、スピノエース顆粒水和剤 殺虫(抗生物質)
スパイデックス、スパイデックス、アフィパール 殺虫(天敵昆虫)
ゼンターリ顆粒水和剤 殺虫(微生物農薬)
スピノエース顆粒水和剤 殺虫(抗生物質)
サフオイル乳剤 殺虫(天然物由来)
アグロケア水和剤、インプレッションクリア、クリーンカップ 殺菌(微生物農薬)
ポリオキシンAL水和剤 殺菌(抗生物質)
カスミンボルドー 殺菌(銅水和剤)
ジーファイン水和剤、ハーモメイト水和剤 殺菌(炭酸水素ナトリウム)
サンクリスタル乳剤 殺菌(天然物由来)

その他

 

この栽培基準は、化学肥料や化学合成農薬の使用量及び使用回数が最も多い栽培基準を表しています。
産地により、複数の栽培基準を設定している場合がありますので、詳しくは上記連絡先にご照会願います。